読みやすい歴史小説おすすめ7選!初心者でも入りやすい名作を紹介

歴史小説に興味はあるものの、「難しそう」「人物が多くて読みづらそう」と感じている方も多いのではないでしょうか。

たしかに歴史小説には、時代背景や登場人物の関係が複雑な作品もあります。

ですが、その一方で、文章が読みやすく、物語として夢中になれる作品もたくさんあります。

むしろ歴史小説は、時代の空気や人物の生き方に触れながら、普通の小説とはまた違った面白さを味わえるジャンルです。

最初の一冊で「歴史小説って意外と読みやすい」と感じられれば、そこから読書の幅がぐっと広がります。

この記事では、歴史小説初心者にもおすすめしやすい、読みやすい歴史小説7選を紹介します。

「まずは気軽に読める作品から始めたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

読みやすい歴史小説おすすめ7選

ここでは、歴史小説にあまり慣れていない方でも読みやすく、物語としても楽しみやすい作品を中心に紹介します。

重すぎず、人物の魅力やストーリーの面白さを感じやすい作品を選びました。

『国盗り物語』司馬遼太郎

歴史小説といえば司馬遼太郎さんを思い浮かべる方も多いですが、その中でも比較的入りやすい作品として挙げたいのが『国盗り物語』です。

この作品は、斎藤道三と織田信長を中心に戦国の時代を描いています。

歴史小説というと堅い印象を持たれがちですが、司馬遼太郎さんの文章は人物の魅力が伝わりやすく、物語として引き込まれる力があります。

特に『国盗り物語』は、戦国時代の勢いや人物同士の駆け引きが面白く、歴史の知識がそこまでなくても読み進めやすい一冊です。

歴史上の人物がただの教科書上の存在ではなく、一人の人間として動き出す感覚を味わえるのも大きな魅力だと思います。

「まずは王道の歴史小説を読んでみたい」という方におすすめです。

『燃えよ剣』司馬遼太郎

新選組に興味がある方におすすめしやすいのが、『燃えよ剣』です。

土方歳三を主人公にしたこの作品は、幕末の激動の時代を背景にしながらも、一人の男の生き方や美学がしっかり描かれています。

歴史の流れそのものを詳しく知らなくても、主人公の魅力を通して物語に入りやすいのが特徴です。

新選組というと隊士の名前や出来事が多くて難しそうに感じるかもしれませんが、この作品は人物像が印象的で、感情の流れに沿って読めるため、初心者でも比較的入りやすいです。

読み終えたあとに、土方歳三という人物の格好よさや切なさが強く残る作品でもあり、歴史小説の魅力を感じやすい一冊だと思います。

『壬生義士伝』浅田次郎

泣ける歴史小説を読みたい方には、『壬生義士伝』もおすすめです。

この作品は新選組隊士・吉村貫一郎を中心に描かれる物語で、華やかな英雄譚というよりも、一人の人間の生き方や家族への思いが丁寧に描かれています。

文章も比較的読みやすく、感情移入しやすいのが魅力です。

歴史小説に苦手意識がある方でも、この作品は「時代物」より「人間ドラマ」として入りやすいと思います。

歴史の知識がなくても、主人公の選択や葛藤に自然と引き込まれていきます。

「難しい歴史の話より、人の生き方に心を動かされる作品を読みたい」という方にぴったりの一冊です。

『村上海賊の娘』和田竜

勢いのある物語が好きな方におすすめなのが、『村上海賊の娘』です。

この作品は戦国時代を舞台にしながらも、海賊衆の娘である主人公の存在感が強く、物語全体に活気があります。

文章も比較的テンポがよく、人物の個性がはっきりしているため、読み進めやすい作品です。

戦国ものというと男性中心の重厚な話を想像しがちですが、『村上海賊の娘』は躍動感があり、場面のイメージが浮かびやすいのが魅力です。

歴史小説としてのスケールもありつつ、エンタメ性も高いので、初心者でも入りやすいと思います。

「歴史小説でも堅苦しさの少ない作品を読みたい」という方におすすめです。

『のぼうの城』和田竜

歴史小説を楽しく読みたいなら、『のぼうの城』も外せません。

この作品は、戦国時代の忍城の戦いを描いた物語ですが、主人公がいわゆる典型的な英雄ではないところが面白さにつながっています。

少し頼りなく見える人物が、周囲を巻き込みながら大きな流れを作っていく展開は、歴史に詳しくなくても十分楽しめます。

文体も比較的読みやすく、重厚すぎないので、歴史小説初心者の入口としてかなり向いている作品です。

戦の場面もありますが、難しすぎる説明に偏らず、人物の魅力や物語の面白さで読ませてくれます。

「まずは楽しく読める歴史小説を探したい」という方にぴったりです。

『天地明察』冲方丁

少し違うタイプの歴史小説を読みたい方には、『天地明察』もおすすめです。

この作品は、江戸時代に改暦へ挑んだ安井算哲の人生を描いています。

戦国や幕末の合戦中心の物語ではなく、学問や挑戦、人とのつながりが大きな軸になっているのが特徴です。

テーマだけ聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、主人公のまっすぐさや成長が丁寧に描かれていて、意外と読みやすい作品です。

歴史小説でありながら、夢に向かって努力する人の姿に元気をもらえる一冊でもあります。

「戦いや権力争いだけではない歴史小説を読んでみたい」という方に向いています。

『蝉しぐれ』藤沢周平

しっとりとした雰囲気の歴史小説を読みたい方には、『蝉しぐれ』がおすすめです。

この作品は、派手な展開よりも、人物の心の動きや日々の積み重ねを丁寧に描いているのが魅力です。

文章も美しく、落ち着いた空気の中で少しずつ物語が進んでいきます。

歴史小説というより、時代背景の中で生きる人々の人生を見つめる物語として楽しみやすく、感情の流れに寄り添いながら読める一冊です。

派手な戦国ものとは違う味わいがありますが、そのぶん歴史小説の奥深さを感じやすい作品でもあります。

「静かに心に残る歴史小説を読みたい」という方におすすめです。

読みやすい歴史小説を選ぶポイント

歴史小説を初めて読むときは、知名度の高さだけで選ぶよりも、自分にとって入りやすいテーマや人物があるかを意識すると読みやすくなります。

興味のある時代から選ぶ

戦国時代が好きなら戦国もの、幕末に興味があるなら新選組や維新を描いた作品から入ると、背景が少しわかるぶん読み進めやすくなります。

歴史小説は、まったく知らない時代よりも、少しでも興味のある時代から入った方が楽しみやすいです。

人物中心の作品を選ぶ

初心者のうちは、歴史の流れを大きく追う作品よりも、一人の主人公に焦点を当てた作品の方が読みやすいことがあります。

人物の感情や生き方に寄り添いながら読めるので、自然と物語に入り込みやすくなるからです。

重すぎない作品から始める

最初から長編の大作や難解な作品に挑戦すると、途中で少し大変に感じることもあります。

まずはテンポが良く、エンタメ性のある作品や、人間ドラマとして楽しめる作品から入ると、歴史小説の面白さを実感しやすいです。

歴史小説を読む魅力とは?

歴史小説の魅力は、ただ昔の出来事を知るだけではありません。

その時代を生きた人たちの考え方や価値観、生き方に触れられるところに大きな面白さがあります。

教科書で見た人物も、小説の中では悩み、迷い、決断する一人の人間として描かれます。

そのことで、歴史がぐっと身近に感じられるようになります。

また、時代背景が違うからこそ、現代とは異なる生き方や美学に出会えるのも歴史小説の魅力です。

戦国や幕末だけでなく、江戸時代や海賊衆を描いた作品など、それぞれに違った面白さがあります。

まとめ

今回は、読みやすい歴史小説おすすめ7選を紹介しました。

歴史小説というと難しそうな印象を持たれがちですが、実際には物語として夢中になれる作品も多く、初心者でも入りやすい名作がたくさんあります。

人物の魅力がしっかり描かれている作品を選べば、歴史の知識に自信がなくても十分楽しめます。

まずは、自分の興味がある時代や、気になる人物が登場する作品から読んでみるのがおすすめです。

そこから少しずつ世界を広げていくと、歴史小説ならではの深い面白さが見えてくるはずです。

歴史小説は、読み始めると「もっといろいろな時代を知りたい」と感じさせてくれるジャンルです。

気になった一冊から、ぜひ手に取ってみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

KAISAN

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